電子工作、ソフトウェアなど

設計の基本について

パスコンを有効に配置する。

本などでパスコンを設置しろとよくありますが、
やたらと設置すると問題が、発生することが多々あります。
パスコンをいくら設置しても電源ライン自体が低インピーダンスでつながっていると一緒に見えてしまうことがあります。
各電源にはコイルや小さめの抵抗を接続して、その後にパスコンとICなどを設置すると分離度があがります。
もちろん、大電流の場合には必ずこういった素子を設置できるわけではありませんが、気をつけるポイントの一つです。

 

電源ラインのキャパシタの注意点

電源ラインに大容量のコンデンサを設置することはよくあります。
オーディオなんかでは22000uFなどを複数個設置するなどのこともあります。
これは電源側にも設置されていますが、回路側にも設置されていることが多々あります。
回路が定常状態で見るとコンデンサというのは電流が流れないものなので、特に気にされません。
ところが電源Onにした瞬間にコンデンサにチャージされるときが危険です。
通常の回路電流が1A程度の場合には、スイッチの定格を6A程度にすることは問題ないように見えますが
コンデンサが大量につながっている時には、電源ONの瞬間に1000Aを軽く超えることもあります。
コンデンサもこの突入電流でダメージを追って、どんどん劣化します。
それ以外にもスイッチの接点自体が溶けてなくなってしまったり、溶接されて溶着現象が起きて
スイッチがOFFにならなくなることがあります。
電源が切れないことは装置では非常に危険な現象です。
火事にならないように要注意ですね。

 

電池ボックスの抵抗値

電池ボックスを使用するときには接触抵抗に気をつけましょう。
規格なんかに書かれていないことが普通だったりします。
電池をバネで接触させるだけの非常に簡単な構造なので気にしない人が多いです。
電池自体の接触抵抗もそうですが、バネ自体は柔らかい素材でできており
電気伝導率が非常に悪いことも原因で抵抗値がかなり大きいです。
0.1Ω~数Ωということもあります。
1Aぐらいの大電流を流がすと電池電圧が半分に落ちてしまうこともあります。
電池ボックスは少ない電流で使うようにしましょう。
もし、大電流を使いたい場合には秋月電子通商なんかで売っているような大電流用の電池ボックスを使用すると
かなりの電流が使えるようになります。
回路図に現れない抵抗値も気をつけましょう。

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